気づいたらそこは

和風な喫茶店のような場所で

ぼくの前で

お母さんとお父さんが

笑ってるの

あぁ助かったんだ

そう思ったんだ

でもね、何かが違うの

一緒に来てたはずの妹がいないの

妹は、ぼくの身代わりになったんだ




そこで私は目を覚ました

これが私が見た

不思議で不気味な

夢のお話

004 完