するとさっきとは打って変わって、蓮が雫の方を向いて、歩いていく。 『秋元、こいつ俺のだから。』 何何何!? 急に引き寄せられたかと思うと………… ―――――キス、された。 『なななななっ///』 まだ微かに蓮の熱が残る自分の唇を押さえて数歩後ずさりする。 今は朝の8時。当然沢山の人が登校している。 ――――至る所から歓声が上がったのは言うまでもない。