あれから数日くらい経って 手首の痛みも だいぶ治ってきた。 「梨羽、今日の放課後サッカーするよな?」 いつものように 晴希が僕に尋ねてくる。 「するするぅ♪ 今日こそ晴希に勝つ!」 そう言って晴希に ガッツポーズを見せた。 それを見て晴希も 「俺だって 梨羽に負けるかよっ♪」 勝ち誇った笑みで 僕に言った。 すると後ろから 誰かに頭を教科書で殴られた。 後ろを振り向くと やっぱりアイツがいる。 「何すんだよ、洸」 睨みながら洸に言った。 「なぁーんも♪ 手が滑っただけだし」