女たちは死体にそっぽ向け夢想ゲームを始めていた。
「なんだか次に殺されそうな人誰か当てたい気分」
「あゆみあたり、そろそろ死んじゃいそうじゃない? 影薄いし」
「ねえ、メール、送れたりしないの? スラッシュメール」
「お前らな、こんな時にそんな悪ふざけ……」
「スラッシュメール、送~信、と!」
『葬信』と書かれた、送信ボタンを無碍に押す。狂気の沙汰の中、大熊が情けない声で嘆く。
「み、みなさあん……」
「何よ、ネットで情報のひとつでも拾ってきたんでしょうね?」
「なんだか次に殺されそうな人誰か当てたい気分」
「あゆみあたり、そろそろ死んじゃいそうじゃない? 影薄いし」
「ねえ、メール、送れたりしないの? スラッシュメール」
「お前らな、こんな時にそんな悪ふざけ……」
「スラッシュメール、送~信、と!」
『葬信』と書かれた、送信ボタンを無碍に押す。狂気の沙汰の中、大熊が情けない声で嘆く。
「み、みなさあん……」
「何よ、ネットで情報のひとつでも拾ってきたんでしょうね?」


