バンに乗った一行が向かうのは如何ヶ峰村(どうがみねむら)。

随分前に廃村と化した場所で、廃村に至るまでの間、人口は千人にも満たずひっそりと存在していた。付近には休火山があり霧に包まれやすい。
また地方刑務所が丘の向こうにあるが、そこまでの道も専用の護送路がしかれ、村へと通じる旧道は、今現在まったく使われていない。オカルトな事以外にさしたる話題も上らない、そんな場所だ。