昔々ある所に今にも死にそうな80歳位のおじいさんと
おばあさんが住んでいました何故ある所かと言うと
話の流れで住所がバレておじいさんとおばあさんが
俺俺詐欺の被害に合わないようにする為です
とそんな優しい気遣いは置いておいて
おじいさんは山へ芝刈りにおばあさんは川に洗濯へ行きました
何故川へ洗濯かと言うとおじいさんもおばあさんも齢なので
家電の使い方が分からないのと年金暮らしでお金が無いので
テレビ、冷蔵庫以外は買えません

「ばあさん!わしゃ日課の芝刈りへ行ってくるでな」

 おじいさんがおばあさんに言う

「今回はバレないでくださいよ?前回はバレて
 山の所有者に警察署に突き出される所だったんですから?」

 芝刈りとはある人物が山の所有者が憎くて山の芝を刈り
 駄目にしてくれと1日1万の日給で毎日芝を刈っている
 悪事を働いているのだ!おじいさんは若い頃から
 何でも屋を営んで生計を立てていたのだ

「任せとけ!」

 そう言い意気揚々と支度をするおじいさん

「私は日課の川へ洗濯に行きます」

 おばあさんは毎日川で洗濯をしている為川が汚染され
 そこに住む魚が汚染されその魚を漁師が獲りその魚が
 市場に出回ってる為巷ではその魚を食べた人が病気に
 なり大騒ぎになっているのだ!世間は汚染場所と汚染の
 原因を知らないのでおばあさんは知らず知らずのうちに
 毎日犯罪を犯しているのだ

 二人は支度をしてそれぞれ家を出る
 おばあさんが川へ洗濯しに来ると突然
 大きな桃が流れてきたのだ

「さぁ洗濯洗濯♪ありゃ!あの大きな桃はなんだい?」

 おばあさんが洗濯をしようとすると突然大きな桃が
 流れてきたのだ

「ドンブラコ♪ドンブラコ♪」

 桃が歌いながら流れてくる

「こんな何処から流れてきたか分からない桃なんか
 いくら貧乏人でも持ち帰ったりはしないよ!!」

 そう言うと桃を無視するおばあさん

「こらババァ!!そこは普通持ち帰るだろ!!台本
 ちゃんと読まなかったのかよ?ページ数少ないだろうがよ
 あの台本よぉ!!」

 桃が流れに逆らい戻ってきて何やら意味不明な事を言いながら
 キレる

「わぁ!これは持ち帰らないと!!」

 ワザとらしく言うと桃を取り上げ持ち帰ったおばあさん

「くそ!!台本さえ無ければこんな重い大きい桃なんて
 持ち帰らないのに!!」

 何やら意味不明な事を愚痴るおばあさん