あたしの頭から手を退けるタツヤの顔をみたらリビングであった時とは違って優しい目で見てくれた。 「ん。」 あたしに紙切れを渡して部屋に戻って行った。 部屋に入って紙切れを見てみるとアドレスが書かれていた。 …タツヤは赤外線というものをしらないのか?