また沈黙が続き、読めない表情で遠くを見つめる雪



雪の目には今までの日々が走馬灯の様に思い写し出されているのだろう



雪にその笑顔が咲いた日々は、遠く懐かしく感じた






雪と死神に静かな空気が流れている時





ドシャァァァァッッ!




何かが落ちてきた




神「なっ!なんじゃ!?」



死神は大きな瞳を更に大きく開かせた



雪は何の反応もせず微動だにしない




「イっテテ……。着地失敗しちまったぜ」


落ちて来た物…者はムクリと起き上がると、気だるそうに頭を掻く


神「っお主は!……何故こんな所に居る!?」



「ああ゛?うっせぇなぁ。おめぇは黙ってろってんだ。オイ、小娘」



落ちて来た奴は死神を一蹴し、雪に声をかける