沖「ひっじかったさぁぁぁぁぁぁん!!」
沖田は土方の部屋の前に着くと、大きく息を吸って思いきり叫んだ
土「うるせぇぇぇぇぇぇ!鼓膜破れるだろうが!」
沖田の奇声の後、直ぐ様土方は襖を開け怒鳴った
自分も同じ位五月蝿いと気づかないのだろうか
沖「そんなことより……」
土「そんなことって何だ!塚、許可もしてねぇのに入って来んな」
沖田は涼しい表情で受け流し、ヅカヅカと図々しく土方の部屋に入った
沖「いちいち五月蝿いですね、土方さんの毛根なんて消滅してしまえばいいのに」
土「禿げろってか?俺に禿げろって言いてぇのか?」
沖「はいはい、そうですね。分かりました。はい、分かったからいい加減黙ってくれませんか?」
土「何その俺が悪いみたいな言い方。……ちっ、分かったよ」
土方はぶつくさ文句が出そうになったが、途中で止めて仕方なく反抗を諦めた


