雪に突き飛ばされた沖田は未だにそのまま尻餅をついていた
起き上がろうにも頭が混乱してそれどころではないのだ
沖「……雪……?」
沖田はキョロキョロと雪が居ないか周りを見渡す
だが……雪の姿は見つからなかった
沖「………消えた?(……いやいやそんな非現実的な事あり得ない……でも雪が未来から来た時点で非現実的だ……)」
考えれば考える程混乱する沖田の脳内
暫くそういった葛藤を繰り返していた
そして漸く冷静になった沖田はとりあえず立ち上がった
沖「……仕方ない。(肥溜めに落ちる位嫌ですが)土方さんの所行きますか……。」
考えるのが面倒になった沖田は、意に反するが土方に頼ることにした
沖田はため息を着くと土方の部屋へと足を進めた


