新撰組と現代女剣士










雪「っ!離れろ総司ッッ!」




―――ドンッ






沖「…………え…………」







一瞬だった。






雪と沖田が言い合いをしている時



蝶は突然雪の首に留まった



その瞬間雪は寒気を身体中に感じ、傍に居た沖田を突き飛ばした


沖田に危険が及ばぬように。




そして雪はフッと消えた




ただ、消えた



光ったりする事もなく、足から徐々に薄くなるのでもなく、消えた



雪の刀も、着ていた袴も全て跡形も残らずに





一瞬で…………












雪を連れ去った蝶の行動





それは、全ての始まりになるのか




それとも



………終わりになるのか





―――トキハミチタ。ツミヲツグナッテモラオウ、フユザクラユキ。(←片仮名だと読みにくい、普通に話せや。キャラ作りが古典的過ぎんだよ、ハゲ)←え、お前誰?





…………遂に影は姿を現す