新撰組と現代女剣士





朝、土方は決心をして部屋を出た



土「(今日、しっかり謝ろう。何時までも、こんな雰囲気じゃろくに生活できねぇ)」



朝飯を食べ終わると、土方は行動に出た。
もちろん、雪は朝飯時も一度も土方と目を合わさないでいた。



土「おい、雪」


雪は相変わらず土方が呼びかけても、シカト

だが、土方もめげない


土「雪、止まれって」

今度は無視されない様に雪の手首を掴んだ


雪「……あ゛?」


だが、雪の反応は一文字だけ。
虚し過ぎる、土方。


土「この前は……悪かった(言った!遂に言ったぞ、俺!)」


土方は意を決して言った



雪「……だから?謝って許してもらおうとしてたの?」


雪は冷たく黒い笑みを浮かべて言い、クスクスと笑った


土「じ、じゃあ、何すれば許すんだよ」


雪の態度に土方は反抗的に言った

雪が土方を睨む。
嫌悪な雰囲気が辺りを漂う