道場に残された人々は呆気に取られていた



沖「………ふっ……ふふ……あはははははははははっ!」



突然笑い出した沖田に周りは“隊長が壊れた!”と静かにパニック状態である。



沖「“ヤダ”って……あははは!私達の緊張感が台無しですよ!」


沖田の言葉に周りも、さっきの出来事が可笑しくなって口々に笑い出した



道場には轟音とも言える笑い声が響いていて、自室で寛いでいた人々は奇妙に思ったであろう。




沖「…………雪、やっぱり面白いな……」


沖田はそう呟くと玩具を見つけた子供の如く、嬉しそうに笑った……








後日、道場で大笑いしていた者は沖田以外鬼副長に説教をくらっていた……

もちろん、沖田は自分は関係ないとばかりに颯爽と逃げて行ったらしい………