土「何だ?この字は………一つ一つ離れている。」




雪「この時代のはミミズみたいに繋がっているからな……」




土「っ!!………雪、お前……メリケン語が分かるのか!?」




土方は経済の本を手にすると、驚いた様に雪に尋ねた




雪「あ?あぁ。普通に分かるぞ、未来では英語……じゃなくてメリケン語を学ぶのは普通だ」




土「…………」




土方は目を見開いて呆気に取られている


江戸時代ではメリケン語、現代で言う英語が分かる者は数少ないのだ



それ故、土方は驚いて阿呆面をしているのである


土方の阿呆面は笑いを抑えるのに困難なのであった……(←失礼極まりない)




雪「土方……顔が気持ち悪いな。止めてくれ、笑いを堪えきれない……ぷっ……」




土「“……ぷっ……”じゃねぇよ!失礼過ぎじゃぁぁぁぁあ!!」