【完】優しい彼の温もりに包まれて

「はい。それより遅くに押しかけちゃってごめんなさい」


「良いのよ。気にしないで。沙穂もだいぶ懐いてるみたいだし。さっ、食べましょ」


すると奥の部屋から親父も出て来た


「おはよう。あれ?その娘は?」


「いろいろあったみたいで泊めたの。別に問題は無かったわよね?」


「あぁ、家で良かったらゆっくり休んでな」


親父も瑠夏のこと受け入れてくれたみたい


瑠夏を含めた5人で朝食を食べる


食べ終えると学校に行く時間までゆっくり過ごす


「沙穂、もうすぐ圭輔来るぞ?」


「そうだった!!」


なんて言いながらも瑠夏からは離れようとしない


相当、懐いたみたいだな


「圭輔君ってあの圭輔君だよね?」


そういえば瑠夏は知らないんだった