【完】優しい彼の温もりに包まれて

……翌日。


いつもの時間に目が覚める


目が覚めて隣を見ると気持ち良さそうに眠る瑠花の姿


寝顔も可愛い


俺はそんな瑠夏を見ながら頭を撫で続けた


「…ん?」


ヤバっ、起きたか?


「起きた?」


俺が聞くとゆっくり目が開いた


「おはよ」


「ゆっくり寝れたか?」


瑠夏は小さく頷いた


「良かった…そうだ。昨日な、携帯があまりにも鳴り続けるから出たら親父さんからで事情は話しといた」


「そっか…ありがと」


お礼を言い瑠夏は携帯を開く


「着信15件にメールが23件か。呆れた…」


昨日、引っ切りなしに鳴ってたからな


どうしたら良いか分からなくてそのままにしておいたんだけど…


瑠花の親父さんと話してからは治まったんだ