【完】優しい彼の温もりに包まれて

「さっ、行くか。忘れ物ないようにな」


あたしは持って帰る物をバックに詰める


「2人とも帰るぞ。」


丈瑠は光莉さんに絵本を読んで貰ってる2人に声を掛ける


「丈瑠、2人を連れて外に居なさい。ちょっと時間かかるけど…」


あたしは光莉さんに呼び止められソファーに座る


丈瑠は健斗達を連れ荷物を持って外に出た


「相変わらず、丈瑠は独占欲強いのね」


丈瑠が居なくなるのと同時に光莉さんは呟いた


「やっぱり気付いてたんですね」


「気付くわよ。子供達居たらなかなか相手出来ないものね。優一もそうだったし」


やっぱり優一さんと丈瑠は似てるんだね


「あっ、煮物と野菜コロッケ作ってみたけど持って帰る?コロッケは揚げるだけね」


「良いんですか?」


何もかも頼ってばっかりで申し訳ない