【完】優しい彼の温もりに包まれて

「きゃっ…何??」


部屋に入ったと同時に抱き上げられベッドに寝かされる


「帰ったら大変でなかなか相手出来ないだろうから今のうちに充電させて」


「ちょっ…んっ」


半ば強引にキスされた


「はなし…てよっ」


「今は黙ってろ。これでも必死に抑えてんだから」


こういう時だけ俺様だよね


仕方ないか…。丈瑠が落ち着くまで好きなようにさせてあげよ


光莉さんは丈瑠の口調とあたしの手を握った時点で“何かある”って気付いたみたいだし


だから、しばらくは呼びに来ないだろうな…


「丈瑠?好きっ」


健斗達居ないし言っていいよね


「何?いきなり…」


「ただ、言いたくなっただけ…」


すると照れ隠しなのかキスをする


丈瑠は本当にしばらく離してくれなかった