【完】優しい彼の温もりに包まれて

「…ったく。愛花も“ヨーグルト”って言葉には弱いんだな。」


あたしが毎日食べてるのを見てるせいかヨーグルトやプリンなどの乳製品が大好きな愛花


どっちみち無くなりかけてたから買いに行かなきゃって思ってたんだよね


「さっ、行こうか」


あたしはゆっくり階段を下る


「ママ~!!おはよ」


元気に走って来る健斗


「おはよ。もうすぐご飯だよね?」


「うん。パパもおはよ」


「はよ。今日はいつもより元気だな」


これは楽しみでも出来たっぽい


健斗は分かりやすいからね


「今度ね、じぃじが絵本買ってくれるって!!愛花の分も。」


優一さんも光莉さんも健斗達には甘いみたいで月に1度は何かしてくれるんだ


あたしは楽しそうに話す健斗を抱きリビングへ向かう