【完】優しい彼の温もりに包まれて

……つまり、あたしは2人に挟まれてる状態


「丈瑠…?離して?」


「嫌だね」


普段は優しいのにこんな時だけ俺様というか…


まぁ、そういうところも大好きだよ?


考え事をしていると突然首筋に痛みを感じた


「愛花が居るのに止めてよね」


なんて言っても聞こうとしない


「だって瑠夏が可愛いんだし仕方ねぇじゃん」


そんなこと言われたら許しちゃうじゃんか…


「そろそろリビングに行こうか。着替えはその後ね」


あたしは愛花を抱いたまま立ち上がる


だけど、愛花は丈瑠に渡した


「嫌ぁ…」


丈瑠に抱かれて嫌がる愛花


「言うこと聞いてくれたら帰りに愛花の大好きなヨーグルト買って帰ろうね?」


“ヨーグルト”という言葉に反応した愛花


すると素直に丈瑠に抱かれた