【完】優しい彼の温もりに包まれて

「愛花。おはよ。今、自分でドア開けれたよね?偉いよ!!」


いつもだったら開けられなくてドアの前で泣き出すのに…


ニコッと笑う愛花を見て微笑ましくなる


「それだけ成長したってことだよな?」


丈瑠も愛花の成長にびっくりしたみたい


2人で愛花の成長を褒める


褒めてあげることで愛花が笑顔になるから


「おいで?」


あたしは愛花を呼び丈瑠との間に寝かす


そしてあたしの胸に顔を埋めた


これは愛花が甘えたい証拠


あたしは愛花の頭を撫でる


「愛花、健斗は?」


相手をして貰えない丈瑠が聞く


愛花は答えようとしない


「今は甘えたいんだから甘えさせてあげようよ」


「ママ…」


あたしは起き上がり愛花を抱く


すると、丈瑠も起き上がり後ろからあたしを抱きしめた