【完】優しい彼の温もりに包まれて

「瑠夏は瑠夏らしく居れば良い」


「そうだよね。でも、丈瑠はそれで良いの?あたし、丈瑠に甘えてばっかり…」


「甘えて良いよ。瑠夏は溜め込みすぎだ」


あたしの頭を撫でながら話してくれる


「ありがと…。ごめんね?」


「瑠夏だから許す。圭輔だったら許さないけど」


丈瑠は圭輔君には厳しいもんね


「瑠夏?顔上げて?」


顔を上げたらキスされた


「意地悪だよね」


「本当は嬉しいくせに」


「エヘッ。バレた?」


「俺も嬉しいけどね?健斗達居たらこんなこと出来ないし」


本当、久しぶりにゆっくり出来たって感じ


「多分、もうすぐ愛花来るぞ。その辺りをゆっくり来てる気がする」



と言った矢先……。


「ママぁー!!」


ドアを開けて愛花が入って来た