【完】優しい彼の温もりに包まれて

「準備出来たら呼ぶから休んでなさい」


光莉さんは慌ただしく準備を始めた


「手伝わなくて良いですか?」


あたしは光莉さんに近寄った


「大丈夫。心配しなくて良いわよ」


「瑠夏、行くぞ」


リビングの入口であたしを呼ぶ丈瑠


「ほら、丈瑠のとこ行ってあげて。あの子の相手してちょうだい」


丈瑠の表情を良く見ると多少、不機嫌だった


「あの子の機嫌を直せるのは瑠夏しか居ないのよ」


……って言われても困ります。


最近、分かったこと


健斗と愛花が産まれてから更に独占欲が強くなった


あたしが丈瑠の相手出来ないからだろうけどね。


「丈瑠、待って!!止まってるよ。」


あたしは丈瑠を追い掛けた


だけど、丈瑠は部屋に入るまで止まってくれなかった