【完】優しい彼の温もりに包まれて

会話はなくても丈瑠の隣に居られるだけで充分


「健斗ー?愛花ー?居るか?」


丈瑠の問い掛けに真っ先に反応してやって来たのは愛花。


だけど、丈瑠ではなくあたしに抱き着いて来た


「ママー!!」


「迎えに来るの遅くなってごめんね。寂しかった?」


“うん”と頷く愛花


「お帰り。上がっていったら?コーヒー煎れるわよ」


健斗を抱いて出迎えてくれた光莉さん


「良いですか?お邪魔します」


丈瑠は健斗を抱き上げリビングへ行く


「もう、敬語使わなくて良いのに…」


一旦、愛花を下ろし靴を並べてると光莉さんが呟く


「光莉さんの前だと敬語になっちゃうんです」


ハハッと笑ってごまかす


丈瑠と籍を入れてから“敬語じゃなくて良いよ”って言われたけど慣れないんだよね