【完】優しい彼の温もりに包まれて

「じゃあ、丈瑠の隣はあたし専用ね?」


丈瑠と同じようなことを言ってみた


「当たり前じゃん。もう瑠夏しか見てないし。甘えたい時に甘えて良いんだぞ?さっ、愛花達迎えに行くか」


丈瑠の一声であたし達は荷物を持ち出発する


「ほら、繋ぐか?」


丈瑠は手を差し延べてくれた


あたしはその手を素直に握った


丈瑠の手は温かいから握ってて安心する


それに、あたしが丈瑠から離れないようにギュッと強く握ってくれるんだ


「ねぇ、これからもずっと一緒に居てくれる?」


「もちろん。当たり前じゃん。俺だって瑠夏と一緒に居たい」


丈瑠はいつだってあたしが言ってほしい言葉を言ってくれる


別に“言ってほしい”なんて口に出してないんだけどね…


あたし達はほとんど会話せずに健斗達を迎えに行った