【完】優しい彼の温もりに包まれて

4人には少し狭い気がするけど本格的に働き始めたら…なんて思ってる


そのために少しずつ貯金してるんだ


瑠夏にだけ負担を掛けるわけにはいかないから…


「瑠夏ー?少しは食べて薬飲めよ」


「ちゃんと食べるからその前にギュッてして?」


「はいはい。おいで」


瑠夏は思い切り抱き着いて来た


健斗達が産まれてからバタバタでまともに瑠夏の相手も出来ていなかった


「久しぶりに甘えな。こういう時にしか相手出来ないから」


本当は甘えたくて仕方なかったはずの瑠夏


「ヨーグルト食べる」


「自分で食べられるよな?」


小さく頷きテーブルの上にあるヨーグルトをゆっくり食べる


「ごちそうさま」


処方された薬を飲んだ瑠夏はベッドに寝転がる


これはまだ体調が優れていない証拠