【完】優しい彼の温もりに包まれて

「はい。出来た!!健斗、パパと沙穂と一緒に先に食べてて。愛花のご飯作らなきゃ」


バタバタしながら朝食を食べ準備を終えると健斗と愛花を保育園に連れて行く


「お姉ちゃん、お兄ちゃん行ってきます。」


「気をつけてね」


途中で学校行きの沙穂と別れる


「愛花、健斗。バイバイは?」


瑠夏が言うと2人は小さく手を振る


それが可愛くて仕方ない


子供達の成長を日々、実感しているのであった


「健斗、今日はどっち?」


沙穂と別れてから保育園に行くまでどちらに抱かれるかを聞くのが日課


「今日もパパ…」


俺は健斗を抱き上げた


最近は愛花が瑠夏に抱かれないと泣くから健斗も我慢してるんだよな


さすが、お兄ちゃんだ


健斗だって甘えたい時期なはずなのにな…