【完】優しい彼の温もりに包まれて

「愛花、パパと健斗と一緒に居てね。準備するから」


瑠夏は愛花も俺に渡す


「急いで朝ご飯の準備するから待ってて!!」


「ママぁ…」


愛花は瑠夏の姿が見えなくなると泣き出してしまった


「お姉ちゃーん!!お兄ちゃーん!!おはよー」


「おっ、沙穂来たぞ。」


瑠夏と出会った時には小さかった沙穂も小学生となり健斗や愛花の面倒を見てくれるようになった


「ママぁ…」


さっきから泣きっぱなしだったな


健斗と2歳違いの妹、愛花(アイカ)


もうすぐ1歳


最近は何歩かずつ歩くようになってきた


俺達が20歳の時に産まれた子


俺達2人は21歳にして2人の子供の親なんだ


2人とも誕生日が近い


大学と子育ての両立は大変だけど充実してる