【完】優しい彼の温もりに包まれて

「ありがと。傍に居てくれるだけで充分だよ」


「瑠夏は贅沢しても良いと思うけどな。なんか我慢してる気がする」


「そう…?充分贅沢してると思うけどな。ただね、ありのままのあたしを見てほしいだけなの」


丈瑠と居ると我が儘になっちゃうもん


「瑠夏は俺から見て充分良いヤツだと思うよ。人が良いからな」


丈瑠はあたしのこと理解して接してくれる


だから、あたしもそれなりに丈瑠のこと理解してるつもり


丈瑠ほどではないけど…


「そうかな~?あたしはただ喜んで貰いたくてやってるんだよ」


「やっぱり良いヤツだな。なんで周りの皆は気付かないんだろうな?」


それはあたしが偽ってるから…


丈瑠の前だとありのままの普通の女の子になる


唯一、安心出来る場所なんだ