【完】優しい彼の温もりに包まれて

「親2人とも人混み嫌いだし。お父さんは仕事で忙しくてお母さんは何か理由を言って連れて言ってくれなかった」


だから、家族で出掛けるなんてめったになかったんだ。


「その分、丈瑠がいろんなとこ連れて行ってくれる。ありがとね?」


誰も居ないし良いよね?


あたしは思いっきり背伸びをして丈瑠に軽くキスをした


「お前、可愛すぎるんだって。マジ反則…」


「フフッ。丈瑠?好き…」


「俺も好き…。」


丈瑠は抱きしめて甘く囁く


「とりあえず行こうか…。何処行きたい?」


「イルカとペンギン見たい」


「じゃあ、行くぞ。」


丈瑠はあたしの手を引き中に入る


そして、あたしが見たいところに連れて行ってくれる


可愛いイルカとペンギンが見れて満足


だけど、人が多くて具合悪くなってきた