【完】優しい彼の温もりに包まれて

「明日、急きょ菜々さんところ行くことになったけど瑠夏はどうする?」


「行く。一人は嫌」


「分かった。ご飯食べたか?」


「丈瑠が来るの待ってた」


具合悪いってのもあったけど一人だと寂しかったから…


最近はお腹の赤ちゃんもお腹を蹴って元気で居ることを教えてくれる


検診に行っても順調って言われて一安心


「今日も元気か?」


丈瑠も毎日、お腹に語りかけたり手をおいて胎動を感じたりしてる


「そろそろ名前考えなきゃね」


「どうしようか?なんかある?」


おじいちゃんが買ってくれた本を見たりしてるけどいっぱいありすぎて迷う


「健康に育ってくれたらそれで良いや」


「とりあえずご飯食べよう」


ご飯を食べながら2人で赤ちゃんの名前を考えた