【完】優しい彼の温もりに包まれて

「瑠夏、何を考えてる?」


「えっ…?」


「思いっきり自分の世界に入ってたな?」


丈瑠が居たこと忘れてた


「俺のこと忘れてたなんて言わせねぇよ?」


ニコッと意地悪な笑みを浮かべキスをする


恥ずかしくて思いっきり布団を被った


「瑠夏ー?居る?」


捺稀が来てくれたみたい


「捺稀ー!!丈瑠がイジめる!!」


「丈瑠君、瑠夏のことイジめたね?」


「イジめてないし。からかっただけ…」


「瑠夏、半泣きだよ…?謝りな」


丈瑠も捺稀には敵わないみたいで…


「ごめんな?」


と言って頭を撫でキスをする


「雰囲気甘いよ。相変わらず仲良いんだね」


丈瑠も捺稀の前では偽らない


他だとかなり偽ってる


あたしもだけど…