【完】優しい彼の温もりに包まれて

丈瑠はあたしの手を握ったまま離そうとしない


...嬉しいな


話さなくても丈瑠の隣に居ることが出来れば良い


大好きな人と一緒に居られるって本当に幸せ


まともに離さないまま展望台のベンチに着いた


あたしはフェンスに寄り掛かり景色を眺める


「瑠夏、おいで?」


先にベンチに座った丈瑠に呼ばれ隣に座る


座ってすぐに抱き寄せられる


”このまま時間が止まれば良いのに”なんて何度思ったか。


今は丈瑠の温もりが心地好い


凄く安心出来るし落ち着く


「沈んでるな...。どうした?」


丈瑠はあたしの異変にいち早く気付いてくれる