【完】優しい彼の温もりに包まれて

「ごめん…瑠夏が可愛くてキスしたくなった」


と言って視線を外す丈瑠


首に痛みを感じてマーキングされたことに気付く


「痕付けた」


ニコッと笑った丈瑠は嬉しそう


あたしは急激に恥ずかしくなった

「俺、今度こそ何があっ
ても瑠夏から離れない。今まで何回も離れて瑠夏が居ないとダメなことに気付いたから」


チュッと軽くキスをする

「やっぱり余裕じゃん。
あたし、キスされるだけでも恥ずかしいのに…」


丈瑠にバレないように抱き着いて赤い顔を隠す


「余裕?そんなもんないよ。瑠夏が可愛すぎて抑えが効かなくなりそ。」


丈瑠はあたしの頭を撫でてくれる


嬉しくて涙が出そう


「ほら、泣いてるとお腹の赤ちゃんも悲しむぞ。瑠夏は泣き虫なママかな?」


ニコッと楽しそうに笑う