「良い先生だね」


「そうですね。学校でのお母さんみたいな感じですね」


「瑠夏ちゃーん。手伝って」


遠くで叫ぶ仁菜さん


「仁菜ちゃん来たみたいだね」


あたしは仁菜さんが居る場所へと向かった


「仁菜さん、お疲れ様です」


「これ手伝って欲しいんだけど」


仁菜さんが指差したのはごみ袋


おそらくゴミの分別だろう


中身は大量のペットボトル


「これを分別するんですか?」


「みたいだね…頑張ろ」


仁菜さんと一緒に分別を始めた


あまりの量にびっくりしながらも2人で黙々と片付けた


「瑠夏ちゃん、仁菜ちゃんお疲れ様」


お茶を持ってくれた橋村さん


「お疲れ様です。やっと終わりました」


仁菜さんは椅子に腰掛ける