【完】優しい彼の温もりに包まれて

「なんで公民館でやるんだ?あの家、結構広そうなのに。」


「人数多くて家に入りきれなくてさ…。だから公民館を借りてやってるってわけ。集まるのは親戚だけじゃないしね」


「なるほどな…てか、重たくないか?」


瑠夏が持ってるのは2リットルのペットボトル3本とプラスチックのお椀


「このくらい大丈夫だよ。丈瑠にたくさん持ってもらってるし、あたしもこのくらい持たなきゃ」


あんまり無理してほしくないんだけどな…


「丈瑠の方が重いでしょ?」


「このくらい大丈夫だって。坂道多いんだから転ぶなよ」


「分かってるよ。」


ただでさえ、体調万全じゃねぇのに…。


無理してんのバレバレなんだよ。


だから、“甘えて良い?”なんて言ったんだろうけど。