【完】優しい彼の温もりに包まれて

「此処があたしが使ってる部屋なの。」


案内されたのは少し離れたところにある8畳ほどの畳の静かな部屋


そこには小さなテーブルと棚、ソファー、そして折り畳めるベッドが2つ置いてあった


「良く此処に来てたのか?」


「うん…。不登校の時、お母さんと喧嘩して途中までバスで来ておじいちゃんに迎えに来て貰って此処に篭ってたの。」


懐かしそうに話す瑠夏


「さっ、おばあさんのとこ行くか。待たせたら悪いだろ?」


「そうだね。夜、甘えさせて…?」


ギュッと俺に抱き着いてくる瑠夏


凄く可愛いんですけど…


キスしたくなるけど此処は我慢だな


「分かった。無理せず頑張ること。約束な?」


「うん。分かってるよ」


俺達はツキ子さんの居るところへ向かう