「分かった。丈瑠、一緒に付いて行ってくれるか?沙穂は俺が見とくから」


「はい。良いですよ」


一体、何処に行くんだ?


車を止めた先にはホームセンター


沙穂と忠弘さんはお留守番


「何を買うんだ?」


「えっとね…。ティッシュと食器洗い洗剤を頼まれてたの。トイレットペーパーと洗濯洗剤はあたしがあげようと思って」


「なんで日用品なんだ?」


もっと他の物があるはずなのに…


「お菓子とかでも喜ぶんだけどそれは世蓮が買って行ってるはずだから。実際、おばあちゃんはこっちの方が喜ぶの。」


そういうことか…。


瑠夏は買うものを見つけ出しいつの間にか支払いを済ませていた


「荷物は持ってやるよ」


「ありがと」


俺は瑠夏から重たい荷物を預かる