丈瑠Side


瑠夏の体調も良かったり悪かったり…


そんな中、今日は瑠夏のおばあさんの家に行く日


何気に緊張してるんだよな


初めてだから…


隣には楽しそうにお喋りをする瑠夏と沙穂


2人を見てると微笑ましくなる


「丈瑠、緊張してるのか?」


「えっ?」


「なんか表情が固いからな」


忠弘さんは俺を呼び捨てで呼ぶようになった


何気、嬉しかったり…


認められた証拠だと思う


「そりゃあ、緊張しますよ。初めてですもん」


「ハハッ。父さんも母さん丈瑠のこと気に入ると思うけどな」


「だと良いですけど。」


なんか不安になってきた


「お父さん、いつものとこ寄ってくれる?」


いつものとこ…?


話しの内容に付いていけない