「沙穂達が車で待ってるし行くか。奥の部屋の戸締まりしてくる」


ポンポンとあたしの頭を撫でて戸締まりをしに行った


あたしも近くの戸締まりをする


最近、身体がダルいと思うこと多いけど丈瑠に抱きしめてもらうと少し楽になる


頼ってばっかりだな…。


でも、丈瑠はあたしの精神安定剤なの


「瑠夏、戸締まりとその他の確認終わったか?」


「うん。終わったよ。いつも頼ってしまってごめんね?行こうか」


「気にするな。俺がしたくてしてるの」


「でも…。あたし何も出来てないよね」


「瑠夏は俺の隣に居てくれるだけで充分」


丈瑠はあたしの頭を撫でながら微笑んでくれる


「さっ、行くぞ」


あたし達は最後に玄関の鍵を閉めお父さん達が居る車へと向かった