「やっぱり丈瑠って温かい」


「そうか…?」


「うん。安心する。今まで本気で好きな人と付き合ったことなかったから尚更」


「俺だって同じ。俺達って最初から似てたのかもな」


瑠夏だからありのままの自分で居られる


瑠夏に出会って人の温かさを知った


瑠夏が笑ってくれるから俺だって昔のことが嘘のように笑えてるんだ


何から何まで瑠夏には感謝だな


多分、瑠夏も同じことを思ってるだろう


「今日も疲れただろ?寝ような」


「そうだね…1つだけお願いして良い?」


……お願い?


「キスしてほしいな…」


やっぱりコイツ可愛すぎる


俺の気も知らないで…


恥ずかしい気持ちに気付かれたくなくて瑠夏に深く口づけをした


「ありがと。おやすみなさい」


瑠夏は俺に抱き着いて眠りに就いた