【完】優しい彼の温もりに包まれて

「丈瑠…?」


「瑠夏、もう起きたのか?」


時間的にはそんなに経ってないはずなのに


瑠夏は小さく頷くと俺の顔をみて安心したのか抱き着いて来た


「瑠夏…大丈夫なの?」


「うん。なんとか…」


「瑠夏ちゃんは丈瑠が居ないと不安なんだよな?」


圭輔の問い掛けにコクンと頷き更に抱き着く力を強める


最近は圭輔も瑠夏のことを理解している


「捺稀、キッチン使って良いから夕ご飯何か作ってくれる?」


俺に抱き着いたまま捺稀に頼む瑠夏


「そう言われるだろうと思って食材買ってきたの」


確かに袋をいくつも抱えてたな


「丈瑠、少しの間このままで良い?そしたら寝れそうな気がする」


「分かった。まだ体調戻ってないんだろ?」


俺は小さく頷いた瑠夏の頭を撫でる