【完】優しい彼の温もりに包まれて

「良かったぁ。じゃあ、帰るね?お大事に」


捺稀と圭輔君は仲良く帰っていった


「相変わらず騒がしい奴らだな」


あの2人だもんね


「あの2人はやっぱり賑やかじゃないと。ねぇ…本当に良かったの?着いてきて貰って…」


「あぁ、瑠夏のことも心配だし捺稀の言うことは聞いてあげなきゃな」


捺稀、怒ったら怖いもんね


「ごめんね?ありがと」


いつも頼ってばっかりだからお礼言っておかなきゃね


----トントン


「どうぞ」


あたしの代わりに丈瑠が返事をする


「瑠夏ちゃん、体調はどうかしら?」


入って来たのは光莉さんと沙穂ちゃん


「ごめんなさい。いつも迷惑掛けちゃって…」


起き上がろうとしたけど丈瑠に止められた