【完】優しい彼の温もりに包まれて

----トントン


「どうぞ」


入って来たのは丈瑠と光莉さんと千絵さん


「お帰りなさい」


丈瑠は買ってきた物を渡していた


「瑠夏ちゃん、性別分かるみたいだけど聞く?」


千絵さんが心配そうに聞いてきた


「はい。聞きます」


「じゃあ、あたしは此処にいて捺稀ちゃん達と話してるから丈瑠と一緒に行っておいで」


この病院、広いからいろんな病棟あるんだよね


丈瑠に手を引かれ産婦人科の病棟にやって来た


「入って良いよ」


千絵さんに促され診察室に入る


「君が瑠夏ちゃんだね?」


優しそうな男の先生があたしに声を掛けた


あたしは小さく頷く


「まぁ、そんなに怯えずに座りなさい」


先生に促され椅子に腰掛ける

丈瑠はあたしの隣に立ったまま。