【完】優しい彼の温もりに包まれて

「ん?そうか…?」


「うん。凄く安心出来る温もりに包まれる」


あたしは丈瑠の首に腕を回した


なんか安心するんだよね


「あっ、瑠夏発見!!病室にも居ないから探したんだよ~。」


叫んだのは捺稀だった


「丈瑠…降ろして?」


「嫌だね…」


「もう…。恥ずかしいから降りたいのに」


「はいはい。こんな所でイチャイチャしないの。丈瑠君、降ろしてあげたら?」


「降ろしたら逃げそうだから降ろさない」


捺稀が言っても聞かないようだ


「全く…丈瑠は瑠夏ちゃんのことになると雰囲気甘いし独占欲強いんだから」


圭輔君も呆れている


「だって、やっと穏やかな生活が送れるのに離したくねぇよ」


“離したくない”なんて言われたら照れるじゃんか…。