【完】優しい彼の温もりに包まれて

「幸せ?あたしだって良く分からないよ…」


今までのことがあるから


「だけど、丈瑠の隣に居ると幸せを感じられる。だから邪魔しないで!!」


感情のコントロールが出来ない


「あたしの前に現れないで…」


そう吐き捨てると咲那は何処かに行ってしまった


残されたあたし達


「もう大丈夫だから」


丈瑠はそう囁きあたしの背中を摩ってくれた


「ごめんね?取り乱してしまって…」


あたしは震えながら謝った


「俺こそごめんな…」


「丈瑠は悪くない。傍に居てくれるだけで充分なの」


丈瑠は震えるあたしを抱きしめていた


丈瑠に抱きしめられてると落ち着く


「せっかくお散歩に来たのにごめんね…」


急に申し訳なくなった


安心してか涙が流れる