「授業受けなくて良いのか?」


「そろそろ戻らなきゃいけないかな…行きたくないけど捺稀に心配かけちゃう」


そういうとゆっくり起き上がる


「顔色悪いのに授業受けて大丈夫なのかよ?」


「うん。さっきより楽になったし大丈夫。ありがとう」


「そっか。良かった」


俺は瑠花の頭を撫でる


「ねぇ、名前聞いて良い?」


「今度会った時な?」


ちょっと意地悪してみる


「えぇ~教えてくれたって良いのに」


瑠夏は名前を聞けなくて悔しそう


「またいつか会えるって。じゃあな」


俺は教室へ戻った


「丈瑠ー遅かったじゃん」


「ごめん、寝てたんだ」


寝てたのは俺じゃないけど…


「俺も寝たかった。はい、これ」


圭輔はある物を差し出した