【完】優しい彼の温もりに包まれて

「瑠夏ちゃん、食事持ってきたわよ?…って泣いてる?」


「はい。でもこれは嬉し泣きですよ」


丈瑠は説明している


「あなたたちもいろいろと大変だったみたいだしね…」


千絵さん、あたし達の事情…知ってるんだ


「今度、別れるってなったらお互いが飽きた時ですかね?」


ハハッと笑いながら話す丈瑠


「フフッ。なんかあなたたちを見てると落ち着くわ。仲良くしなさいね」


千絵さんはそれだけ言うと“あたしにもこんな時期があったわね”なんて言いながら去って行った


「瑠夏、おいで?」


2人だけになった部屋


丈瑠はソファーに座りながらあたしを呼ぶ


ご飯も食べなきゃいけないけど、あたしは素直に丈瑠の隣に座る


丈瑠はゆっくりとあたしを抱きしめてくれた