【完】優しい彼の温もりに包まれて

「不安定で我が儘で強がりで泣き虫なのに?」


「それも瑠夏だろ?」


丈瑠はこんなあたしをちゃんと受け入れてくれてるんだ…


話してたらボーッとしてきた


「瑠夏、体調良くないだろ?」


あたしは小さく頷く


強がらずに素直になろう


丈瑠の前だと素直になれる


「散歩は明日な?」


…覚えててくれたんだ


「覚えててくれたの?」


「当たり前だろ?忘れるわけねぇよ。でも、今は休むのが大事だ」


“瑠夏はもう一人の身体じゃないんだから”


と優しく語りかけてくれた


あたしの心配もしてくれる丈瑠は本当に良い人


「あたしに付きっきりで丈瑠も寝れてないよね?」


「俺?ちゃんと寝れてるよ」


「無理しなくても良いんだよ?あたしの為に頑張ったって何もならないから」


あたし、丈瑠に迷惑掛けてばっかり