「瑠夏?美貴がな。お前と話しがしたいって…」


一瞬、瑠夏の顔が曇った


「大丈夫。今度は何もされないから。美貴のことを受け入れるか入れないかは瑠夏次第だ」


「本当になにもされない?丈瑠も傍に居てくれるの?」


「美貴が二人で話したいって。」


「丈瑠が居ないなんて怖いよ」


俺だって傍に居たい


不安なのは凄く分かる


でも、これは二人で話さなければならない


「瑠夏ならちゃんと受け入れられる。一時の間だし俺は瑠夏から離れない」


「本当に?もうあんな思いはしたくないよ…」


「もう瑠夏が嫌って言っても離れない…終わったら甘えて良いから」


「分かった…」


「捺稀、一時外に出るぞ」


「分かった。本当、雰囲気甘すぎ!!でも、瑠夏だから許す。瑠夏?大丈夫だからね?」


捺稀は瑠夏の頭を撫で俺達は病室を出た